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ID : 10471
公開日 : 2009年 2月12日
タイトル
森林のCO2吸収量「販売」 林業経営者協が新制度
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/environment/146789_all.html
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元urltop:
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写真:
 
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全国の林業会社などでつくる日本林業経営者協会(東京)は十二日、森林の二酸化炭素(CO2)吸収量と生物多様性を審査し、優良な森林を認定する制度を十五日から始めると発表した。認定を受けた森林 のCO2吸収量は一年につき、一トン千円で販売する。
 森林所有者による森林管理の意欲を高めるのが狙い。企業などはCO2吸収量を購入することで、地球温暖化防止や自然保護への貢献をPRできる。
 森林の認定は専門の民間機関に委託。CO2吸収量は木の密度や樹齢、生物多様性は植物や鳥の種類の多さなどで評価し、一定の水準に達した場合に認定証を発行する。平均的な人工林一ヘクタールで、CO2吸収量 の売買額は年間一万円程度になる見込み。
 同協会会員の森林面積は約七十万ヘクタールで、道内分は二十万ヘクタール以上。同協会は会員以外の森林所有者にも制度への参加を呼び掛ける。