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ID : 10200
公開日 : 2009年 1月21日
タイトル
熊野古木生け花材料に 阪急百貨店の「迎春花」採用
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20090120-OYT8T01068.htm
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元urltop:
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写真:
 
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地元NPO、特産に期待 熊野古道周辺の古木や間伐材が、生け花の材料として注目されている。地元の素材を芸術作品に生かす活動に取り組む「NPO古道の里に花と愛」(田辺市中辺路町近露)が提供した 古木が、阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区)ウインドーの「迎春花」の素材に採用された。同グループは「土に返るだけだったものを活用してもらえた。今後、地域の特産になれば」と期待している。
 熊野古道沿いで、かつては熊野本宮大社の宿場として栄えた近露地区は、国道311号の完成で観光客に素通りされることもある。地域の魅力を発信しようと、同グループは2006年から、オープンカフェのイベントを 開催。会場に古木を使ったアート作品を飾り、好評だった。
 昨年11月には、華道家たちが、地域の古木や花を使った野外生け花作品を同地区に展示。阪急百貨店の迎春花を生ける予定だった華道「嵯峨御流」特別最高顧問の辻井博州氏が会場を訪れ、近露の古木を使いたい と要請したという。
 迎春花は、昨年12月26日から今年1月13日まで同百貨店のコンコースウインドー5か所に飾られた。梅や松の古木、杉やヒノキの間伐材などがあしらわれ、作品の横には「世界遺産・熊野古道が通る近露の村から提 供を受け、山の間伐材が使われています」との紹介文も添えられた。
 嵯峨御流華道芸術学院の辻井ミカ副学院長は「近露の木はコケの付き方や枝ぶりが素晴らしかった。花材を探す人が山を守り、世界遺産の風景を次世代に伝えていってほしい」と話していた。
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