ID : 10191
公開日 : 2009年 1月21日
タイトル
「宝の山」島外初出荷 五島市の国有林 スギなど間伐材 森林資源を活用
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新聞名
西日本新聞
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/72307
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元urltop:
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写真:
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九州森林管理局長崎森林管理署(西中美芳署長)は17日、森林資源の活用を図るため、五島市の国有林で戦後育成されてきたスギ、ヒノキの間伐材を島外へ向けて初出荷した。
国有林材の島外出荷は、県内では対馬に続き2カ所目。昨年10月以降、同市岐宿町の国有林約13ヘクタールで間伐された植林後50年前後のスギ、ヒノキの丸太300立方メートルが、建築用材などとして、佐賀県伊
万里市の伊万里木材市場へ出荷された。
価格は長さ3メートルのスギの丸太が1万円、同4メートルが1万1000円。ヒノキが3‐4メートルで1万6000円。
出荷式には約30人が参加。中尾郁子五島市長が「五島林業の第一歩。五島の山は経済的に役に立つ宝物になる」とあいさつした。今後も島外出荷を続け、県も近く県有林の間伐材約200立方メートルを出荷する予定。