ID : 9979
公開日 : 2008年 12月21日
タイトル
間伐材で動物オブジェ制作 観光施設で行楽客出迎え
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新聞名
山梨日日新聞
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元URL.
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2008/12/22/15.html
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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小菅小の全校児童34人が手作りした動物のオブジェが観光施設に展示され、行楽客を出迎えている。間伐材を利用し、子どもたちが保護者や地域のお年寄りと一緒に制作。「多くの人に見てもらいたい」と
各施設に設置を働き掛けた。来場者からは「かわいい」と評判だ。
手掛けたオブジェは8体。高さ約2メートルのシカやウサギ、木登りをしているサルもある。同校や小菅中、村役場、小菅の湯、村物産館、村高齢者生活福祉センター「きぼうの館」の各玄関に展示している。
11月に開いた日曜学級で、お年寄りのグループ「ゆうゆうクラブ」から指導を受けながら作業。シラカバやスギの間伐材を組み合わせ、児童が山で拾い集めた松ぼっくりや木の実を飾り付けた。
子どもたちから「学校に飾るだけではもったいない」などの意見が出て、児童自ら全校アンケートをして展示場所を決めた。1年生の小林大地君(6つ)は「シカの足を斜めに取り付けるところが難しかった。上手にでき
たと思うので、いろんな人に見てもらいたい」と話している。
同校の佐藤千代子教諭は「子どもたちは、楽しく作業をしていた。これからも村の伝統産業である林業に関心を持ってもらう取り組みを考えていきたい」と話している。