ID : 9765
公開日 : 2008年 12月 6日
タイトル
木質ペレットで温暖化防止
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20081206-OYT8T00818.htm
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元urltop:
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写真:
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富山市は、市内産スギの間伐材を使った固形燃料「木質ペレット」の専用ストーブを今月から導入した。市が進める温室効果ガス削減の取り組みの一環で、「石油に替わる環境に優しいエネルギー」(市環境政
策課)で、温暖化防止につなげたい考えだ。
木質ペレットは、間伐材を細かく粉砕し、圧縮して加工した固形燃料。市によると、これまで廃棄物として捨てられていた間伐材を活用できるほか、二酸化炭素を吸収する樹木を原料とするため、燃やしても大気中の二
酸化炭素の増加につながらないという。
市では今月中に計3台を設置。すでに1台は1日から市ファミリーパーク(同市古沢)で運転を開始している。同パークによると、ススや煙も出ないため好評だという。同パークは「設置後、ストーブを囲んで食事を楽し
む家族連れなどが目立つようになった。灰も肥料として植木などに与えるため、捨てるものがない」と話す。残る2台は、立山山麓(さんろく)スキー場に設置する。