ID : 9695
公開日 : 2008年 12月 4日
タイトル
「協働の森」民有林にも 企業協力得るには
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20081203ddlk39010723000c.html
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元urltop:
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写真:
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民間企業の協賛金を活用して民有林を整備しようと高知市は「民有林版高知市協働の森」を提唱。検討委員会(委員長、永野正展・高知工科大教授)の初会合を2日開き、企業が協力しやすい仕組み作りを始
めた。
民間資金を活用した森林整備は県が「協働の森づくり事業」として05年から実施。県や市町村と協定を結んだ企業が協賛し、間伐などを進めている。高知市でも来年2月までに5企業と協定を結び、約200ヘクタール
を整備する予定だが、対象は公有林。森林面積の大部分を占める民有林に対しては「企業が個人財産の形成を手助けすることになる」などの理由で敬遠されるのが現状。
そこで、高知市は国の「地方の元気再生事業」として採択された「鏡川・天然アユ遡上100万尾」を活用。民有林を整備して森を再生することが鏡川など流域の活性化につながることを説明し、民間企業の理解を得や
すいようにしようと計画した。
今年度中に検討委で、制度案を作り、来年度からモデル事業として実施する予定。