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ID : 9635
公開日 : 2009年 3月 4日
タイトル
薪ストーブ買って! 清川村、新年度から助成
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新聞名
東京新聞
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元URL.
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20090305/CK2009030502000108.html
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元urltop:
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写真:
 
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昔懐かしの薪(まき)ストーブの購入代を助成する取り組みを、清川村が2009年度から始める。村面積の約9割を占める山林の荒廃が目立ち、森林整備の際に出る“廃棄物”の間伐材を燃料として消費する ことで、村は「下草刈りなど手入れを進め、森林を健全に守るきっかけにしたい」としている。 (藤浪繁雄)
 村内にはスギ、ケヤキ、クヌギ、ナラなどの樹木が生育しているが、林業人口の不足や安い外材の流入も進み、放置状態となっている山林も多い。
 定期的に下草刈りなど手入れをしないと、樹木の生態系が崩れ、土砂崩落などの災害も起きやすくなる。
 村では廃棄物化する間伐材の利用を促すため、これまでもベンチの材料にして村内施設に置いたりした。
 しかし、「もっと有効活用する方策を」と検討を重ねた結果、燃料として使うアイデアが出た。
 薪ストーブ購入の助成は十五万円が上限。新年度は四十五万円を予算案に盛り込んだ。レトロな印象のストーブだが、国内にも製造会社があり、大きさや性能により五千円程度から数十万円程度まである。さらに煙突 などの設備もとりつける必要がある。
 村の担当者は初めての取り組みに「費用対効果では赤字の可能性もあるが、事業を通じ森林を健全な状態にしたい」と長期的に構える。