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ID : 9503
公開日 : 2008年 11月26日
タイトル
国際熱帯木材理事会の結果
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新聞名
林野庁
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元URL.
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/boutai/081112.html
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元urltop:
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写真:
 
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11月3日~8日まで、パシフィコ横浜において開催された第44回国際熱帯木材理事会の結果についてお知らせします。今回は新たに導入されるテーマ別プログラムの実施方法、国際熱帯木材機関(ITTO)行動 計画、熱帯木材生産林における持続可能な生物多様性ガイドラインの採択の他、各プロジェクトへの拠出金額の表明等が行なわれました。
開催期日及び開催場所 (1)期日:11月3日(月曜日)~11月8日(土曜日)
(2)場所:横浜市西区みなとみらい、パシフィコ横浜

出席者 (1)加盟国:ガボン、カメルーンから林業担当大臣が出席したほか、合計46の加盟国とEC の代表団が出席。
(2)オブザーバー:FAO、IUFRO等関係国際機関の他、NGO、産業界が出席。
(3)日本代表団:内藤林野庁長官がオープニングステートメントを行なった他、林野庁、外務省、環境省からなる代表団が出席。
主要議題の結果概要 (1) テーマ別プログラムの実施手法及びテーマの採択
森林法の執行、統治及び貿易 熱帯林における森林減少・劣化の削減及び環境サービスの促進 住民による森林及び企業経営の支援 貿易及びマーケットの透明化 林産業の開発と効率向上 の5つのプログラムの骨子及び実施手法について合意し、試行することを決定。また試行に際し、ノルウェーが「熱帯林における森林減少・劣化の削減及び環境サービスの促進」に関するプログラムに対し350万ドルの 拠出の用意があることを表明し、またアメリカ、スイス、日本も関心を表明。

(2)ITTO行動計画の採択
2008年~2011年を対象として、造林・森林経営、林産業、経済・市場情報の各分野に加え、テーマ別プログラムによって優先的に実施すべき活動を明記。

(3)熱帯木材生産林における生物多様性ガイドラインの策定
1993年に発行された現行のガイドラインを更新し、新たな知見を加えた内容としたものを採択。

(4) プロジェクト等への拠出金額の表明
全体で21件のプロジェクト等に対し、508万ドルの拠出が表明され、このうち長期にわたる内戦からの復興途上であるリベリアの人材育成支援やタイの人工林の持続可能な経営のための基準・指標の開発への農林水産 省の拠出を含め、我が国は約364万ドルの拠出を表明。

(5)次回、第45回国際熱帯木材理事会は2009年11月9日(月曜日)~2009年11月14日(土曜日)に横浜市において開催することを決定。