ID : 9253
公開日 : 2008年 10月30日
タイトル
奄美の国有林、生態系保護地域へ 設定委が初会合
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新聞名
南日本新聞
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元URL.
http://www.373news.com/modules/pickup/topic.php?topicid=1&storyid=13483
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元urltop:
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写真:
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林野庁九州森林管理局(熊本市)は30日、奄美大島と徳之島の国有林を森林生態系保護地域に設定するための「第1回奄美群島森林生態系保護地域設定委員会」を鹿児島市内のホテルで開いた。早ければ
2009年度にも設定される見込み。
保護地域設定について同局は「動植物の希少性が高く、生息地となる森林を適切に保全管理する必要がある」と説明。人手を加えない「保存地区」と緩衝地帯となる「保全利用地区」に分ける案などを示した。
奄美大島の国有林が山林全体の6%であることなどから、委員は「全体を視野に入れた調査が必要」「保護林を孤立させない工夫を」などの意見を述べた。
同委は有識者や地元市町村長ら19人で構成。座長に鹿児島大学の堀田満名誉教授(植物分類学)を選出した。