ID : 9128
公開日 : 2008年 10月20日
タイトル
アイ電子工業、間伐材を熱源利用-伐採現場でペレット化
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新聞名
日刊工業新聞
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元URL.
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1220081021hlag.html
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元urltop:
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写真:
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アイ電子工業(栃木県大田原市、高橋徳経社長、0287・23・0057)は間伐材を熱源用材として活用する新事業に乗り出す。約8000万円を投じて09年3月末までにトラック搭載型の木質ペレット生産設備を
開発し、山林の伐採現場でペレット化できるようにする。「間伐材は運搬費を製品価格に上乗せできないため、ほとんどが放置される。現地生産で課題を解消し、事業化したい」(高橋社長)としている。
アイ電子工業は製材所から出たおがくずを主原料とした木質ペレット「元気森々(げんきもりもり)」を手がけている。しかし製材所が減少し、原料調達が難しくなっている。このため代替原料として間伐材に着目した。し
かし、間伐材は工場への運搬費が1立方メートルで約4000円かかり、現状では生産コストが販売価格を上回ってしまう。このため伐採現場での生産により運搬費を抑え、事業化することにした。