ID : 10418
公開日 : 2009年 2月 5日
タイトル
しまね企業参加の森づくり 奥出雲で広葉樹植栽
.
新聞名
山陰中央新報
.
元URL.
http://www.sanin-chuo.co.jp/sumai/modules/news/article.php?storyid=509907045
.
元urltop:
.
写真:
.
社会貢献活動の一環で森林保全を行う「しまね企業参加の森づくり」制度に、山陰酸素工業(本社・米子市旗ケ崎)が参画を決め、松江市殿町の県庁で五日、県や奥出雲町、仁多郡森林組合と協定を結んだ。同
町内で今後八年間にわたり、竹林伐採と広葉樹などの植栽、管理を展開する。
活動は、同町上阿井のたたら角炉伝承館近くの町有林一・二三ヘクタールで実施。最初の三年間で竹を伐採した後、同社員らがモミジやサクラ、クリなどを植樹。残る五年間は、下草刈りなどの維持管理を計画する。
県によると、同面積を広葉樹林に整備することで二酸化炭素吸収量で年間約四トン、普通自動車の走行距離に換算すれば約二万六千キロ分の排出量削減効果があるという。
調印式で同社の並河勉社長は「この地域でエネルギーを供給する会社として、自主的に活動する場を探していた。わずかな面積だが、各企業への呼び水となれば」と意気込みを述べた。
企業が自治体などの仲介で森林所有者から無償で土地を借り受け、保全活動を展開する同制度への参画は同社が五例目。