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ID : 9905
公開日 : 2008年 12月18日
タイトル
木材利用促進へ 京都市民会議 
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20081218-OYT8T00009.htm
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元urltop:
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写真:
  木材業界の記事です
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京都市の門川大作市長は17日、環境保護や景観保全に向けて木材の利用促進などを検討する「木の文化を大切にするまち・京都」市民会議を来年1月、設置すると発表した。有識者らによる同会議で審議 を重ね、来年秋をめどに省エネ建築物の認証制度の創設や間伐材を使ったベンチや柵の実用化などを目指すという。
 市域の4分の3を森林が占め、京町家などの木造建築が多い特徴を生かそうと企画。木材を多用するなど景観と環境に配慮した建物を作る場合は固定資産税の優遇措置などがとられる認証システムの検討や、大阪ガ スなどが進める省エネ住宅開発事業に京町家のデザインの採用を促すなどして、新しい「平成の京町家」の提案などを考える。
 木材の需要拡大策では、来年3月の通水に向けて整備が進む堀川の遊歩道に間伐材で作ったベンチを設置することや、二条城の周囲の鉄製柵を間伐材製に替えることなどを検討する。
 市林業振興課によると、市内で唯一の木材市場(右京区京北)の年間売り上げは、1980年には19億5600万円あったのが、2006年には7億1000万円と激減。市(京北地域除く)の林業従事者数も70年には411人 だったのが03年には101人にまで減っている。
 市は「林業の手が入ることで森林が適切に保たれ、それが環境や景観の保全につながっている面もある。会議を林業、環境、景観を総合的に考える場にしたい」としている。30人を定員とする委員のうち2人は市民か ら公募する。問い合わせは市地球温暖化対策室(075・211・9281)へ。
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