ID : 8943
公開日 : 2008年 10月 3日
タイトル
ボランティアが専門家と間伐体験など実施
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20081003-OYT8T00020.htm
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元urltop:
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写真:
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みなかみ町は12日から、人手不足や高齢化で手入れが行き届かなくなった奥利根地域の民有林約1万3000ヘクタールを保全することを目的にした事業「利根川源流森林整備隊」(隊長・鈴木和雄町長)を始
める。森林整備の専門家とボランティアが間伐や下草刈りをしたり、動植物の専門家が講師となって自然観察会を開いたりする。
面積の約9割が森林など、自然が豊かな特性を最大限に生かすため、町が、「エコタウンみなかみ」を合言葉に今月から本格化させた環境保全事業の一つ。
町は、「首都圏の重要な水源地を整備するには、町民だけでは限界がある」との認識から、9月上旬には、千葉県松戸市や茨城県取手市など、利根川流域の自治体を訪れ、計800枚のボランティア募集チラシを提供し
た。2日現在、応募者25人のうち県外者は都内在住の男性1人だけだが、町は「PRを続け、参加者の輪を広げたい」としている。
町議会は、9月定例会で、自然と人間の共存共栄を趣旨とする「環境力宣言」議案を可決している。