ID : 8835
公開日 : 2008年 9月20日
タイトル
間伐材を活用したヒノキボール
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新聞名
四国新聞
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元URL.
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/economy/article.aspx?id=20080920000080
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元urltop:
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写真:
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経済産業省と農林水産省は19日、7月に施行された農商工等連携促進法に基づく初の認定事業65件を発表。香川県内からは中小企業者と農林漁業者が連携し、ヒノキの間伐材やノリ、イチゴと牛乳などを使
って新製品の開発に取り組む3件の計画が認定を受けた。
認定されたのは、「間伐材を活用したヒノキボール」=アバンセ(さぬき市)香川東部森林組合(同)=、「小豆島産スサビノリの生ノリつくだ煮」=島乃香(小豆島町)テルシタ(同)四海漁協(土庄町)=、「こだわりのイチゴ
とジャージー牛乳を使ったアイスクリーム」=スカイファーム(高松市)エモーション(宇多津町)大山牧場(さぬき市)=。計画期間は3―5年で、補助金や低利融資などの支援が受けられる。
ヒノキボールは、アバンセが開発した機械で間伐材を球形に加工。枕や入浴剤などの健康商品として発売する。生ノリつくだ煮は、板ノリ用の生のスサビノリをつくだ煮に使用。乾燥原料を使う従来品に比べ、香りが失わ
れない特徴がある。アイスクリームは県産の原料を追求。減農薬イチゴとジャージー種の牛乳、和三盆糖を使用し、通信販売で消費者に届ける。
この日は香川県高松市サンポートの四国経済産業局で認定書交付式を実施。徳増有治局長が「新しい法律の第一号認定となった。みなさんから新しい動きを全国発信してほしい」とあいさつした。