ID : 8713
公開日 : 2008年 9月 8日
タイトル
あきたエコフェスタ:開幕 環境問題を身近に 企業、団体が活動紹介
.
新聞名
毎日新聞
.
元URL.
http://mainichi.jp/area/akita/news/20080907ddlk05040003000c.html
.
元urltop:
.
写真:
.
環境対策やリサイクルに取り組む企業やグループが活動を紹介する「あきたエコ&リサイクルフェスタ」(同実行委主催、毎日新聞秋田支局など後援)が6日、秋田市のJR秋田駅前の「ビッグルーフ」などで始
まった。親子連れなどが会場に立ち寄り、イベントや企業・団体ブースを見学していた。7日まで。
企業ブースは油や金属のリサイクルや、間伐材などを利用する固形燃料の木質ペレットなどを紹介。毎日新聞グループのブースでは、来場者に花の苗を配布したほか、宮脇昭・横浜国立大名誉教授の指導のもと進め
ている植樹事業「My Mai Tree」をアピールした。
また水素電池の仕組みなどを体験できる秋田大のブースには子供たちが集まった。同大3年の菅原健大さん(21)は「今日学んだ身近なエコやリサイクルの知識を、家庭で生かしてもらえれば」と話した。
この日は日赤跡地で「仲小路JAZZフェスティバル」も開かれ、駅周辺は大きなにぎわいを見せた。【野原寛史】
◇「ベロタクシー」登場--自転車型、優しい交通手段
フェスティバル会場周辺に6日、自転車型のタクシー「ベロタクシー」が登場。流線型のしゃれたデザインの車体が注目を集めた。
ベロタクシーはドイツ生まれの車両。車体も100%リサイクルできるため、環境に優しい交通手段といわれているほか、街の名所を巡る観光客の足としても活用が期待されている。仙台市などで運行されており、秋田
市の環境活動団体「SiNG」(武内伸史代表)が仙台市で使われている1台を借りた。
SiNGは寄付された家庭の不要品などを購入してもらい、売り上げを社会活動の資金とする「わらしべ貯金箱」の運動を続けており、来夏にもベロタクシーを購入して秋田市で運行する予定。7日も午後1時から日赤跡
地で「わらしべオークション」がある。
武内代表は「この機会にベロタクシーを知ってもらい、より多くの人に乗ってもらいたい」と話した。【