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茅野市と市民グループ「市民の森を創る会」（野沢仁三郎会長）は８月３１日、同市米沢の市民の森（吉田山）内の池の近くに建設したあずまやと、池までの短縮コースとして新設した遊歩道の完成式を開いた。 建設や整備に携わった会員や柳平千代一市長、市職員が参加し、完成を祝った。
　柳平市長、野沢会長らによる新遊歩道のテープカットで開通を祝い、続いて参加者が約２キロの新コースを歩いた。完成したばかりのあずまやに到着すると、神事を行い、市民らの憩いの場になるようになどと願いを 込めた。
　遊歩道の式典で野沢会長は、「多くの人の手により、新しい遊歩道とあずまやが完成した。あずまやはこの森の間伐材を利用して作った。ちゃんと製材すれば、立派な建築資材になることが再確認でき、今後の整備計画 にも自信が持てる」とあいさつした。
　あずまやの式典では、建設のプロジェクトチームリーダーを務めた東城共栄さんが「この森を訪れる人たちの憩いの場になれば」と語り、柳平市長は「この場所がより一層市民の間で広まり、名実ともに市民の森になる よう、市としても皆さんの活動をバックアップしていきたい」と話した。

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