ID : 8567
公開日 : 2008年 8月20日
タイトル
温暖化は防止できる? エコツアーに参加する
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新聞名
日経トレンディネット
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元URL.
http://trendy.nikkeibp.co.jp/lc/eco_paco/080821_tour2/
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元urltop:
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写真:
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今回のテーマにはコメントがなかったので、今週は僕自身の活動について書いてみます。
僕は山梨県の八ヶ岳南麓で、植林活動をやっています。このコラムでも紹介したので、覚えている方もいると思います(バックナンバーの第60回以降あたりを参照してください)。
僕が関わっているNPO法人環境リレーションズ研究所で1200坪の山林を買収し、伐採されてしまった土地「Present Tree<ヤマガラの森>」に雑木を植える活動をしています。
買収が終わった昨年4月、寄付をいただいた方とそのご家族を中心に、延べ100名ほどの方に集まっていただき、640本の雑木を植林しました。その木が、この1年半ですっかり育ち、大きいものは背丈を超えるどころか、
3メートル近いと思われるものまで出てきて、僕自身、その生長力に驚かされています。
もちろん、木は植えただけでは半端な仕事で、その後をしっかり管理していく必要があります。この1年半で、10回ほどのイベントを行って、森の管理活動を行ってきました。この活動は、来ていただくからから見ればまさ
にエコツアーで、電車やバス、車でやってきて、休日の半日、山仕事と山のお楽しみを味わう回になっています。
中心は山仕事。13時頃から初めて、説明をした後に、道具を持って山に入り、草刈りや絡まったツタ取りなどを行います。昨年の夏は雑草も比較的少なかったのですが、それは重機が入っていったん土が掘り返されたよ
うな状態になったため。今年は去年から春にかけて、風で飛んだり、鳥が運んだりしたタネが芽を出し、春から雑草だらけになりました。特に多いのが、ヨウシュヤマゴボウやタケニグサ。荒れ地に真っ先に生える外来種
で、背丈が2メートルを超えるほどに生長し、木を圧倒するほどでいた。