ID : 8533
公開日 : 2008年 8月18日
タイトル
本丸御殿復元で「使う分は元に戻そう」 名古屋市が木曽地方に植樹へ
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20080818/CK2008081802000042.html?ref=rank
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元urltop:
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写真:
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名古屋市は名古屋城本丸御殿の復元のための木材を切り出す長野県木曽地方と岐阜県中津川市で、木曽ヒノキなどの植樹を始める。尾張藩が江戸時代から木曽地方の御用林を手厚く保護してきたのになら
い、10年間で1万本を植樹し、森林を再生する。
御殿の復元に必要な木材は800本(2100立方メートル)。小学校のプール8杯分に当たる量で、樹齢300年に達するヒノキも使われる。自分たちで伐採して使う分は元に戻そうと、市民参加の森づくりを計画。本丸御
殿の屋根ぶきに使う木材に1口3000円を寄付した人に木曽ヒノキの苗をプレゼントし、苗木を育ててもらっている。
植樹は今年9月から御殿が完成する2017年度まで行い、毎年1000本ずつ計1万本のヒノキやヤマボウシなどを植える。生育の途中で間伐するため、実際に木材として使えるのは1000本程度。
第1弾として市は9月23日にバスツアーを仕立て、中津川市加子母地区の森で500本の苗を植える。すでに苗木を育ててもらっている人以外にも、市民45人の参加を募る。参加費は2000円(昼食付)。
申し込みは往復はがきで。「市民による森づくり」と明記し、代表者の住所、氏名、電話番号と、参加者全員の名前を書き、〒460 0008 中区栄2の9の26、名鉄観光サービス名古屋伏見支店へ。25日必着。応募者
多数の場合は抽選。(問)名古屋城整備室=電052(972)2426=へ。