ID : 8511
公開日 : 2008年 8月13日
タイトル
間伐材利用に新技術
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新聞名
東海日日新聞
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元URL.
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=24718&categoryid=1
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元urltop:
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写真:
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加飾法技術で作った立体感ある壁面
間伐材のスギやヒノキを利用した凹凸のある装飾用板材で新しい木製品を開発しませんか―と県が呼びかけている。
この装飾用板材は、県森林・林業技術センター(新城市上吉田)が開発、今年3月に特許庁に出願した「物理的処理による木材加飾法」という特許技術。
スギやヒノキは、赤味を帯びた心材と周辺の辺材部の性質が異なる。この性質の違いを利用して板材を加温しながら短時間圧縮をかけ、その後解放することで板材に凹凸を作り、立体感を生む技術。
利用法は、壁面の室内装飾や家具材への応用などが考えられるという。同センターでは「製材所にあるホットプレス機で簡単に加工でき、木材の温かみを生かした新板材になる」とPRしている。
製材所も価格競争で利益が伸びずに経営が苦しいため「この木材の加飾法技術で新製品が誕生すれば、製材業者も奥三河の林業も活性化する」と関係者の期待は大きい。