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環境問題に取り組む高松市のNPOグリーンコンシューマー高松(勝浦敬子代表理事)が11日、県産間伐材で作った割りばしを使用後に回収し、紙にリサイクルするモデル事業を県庁2階の生協食堂で始めた
。県内の山林の荒廃を防ぐとともに、割りばしや紙の原材料となっていた海外の森林を守るのが狙いで、今後は県内の飲食店にも参加を呼びかける。
県内3か所の製材所からヒノキの間伐材を無償で提供してもらい、製造した割りばしを飲食店に販売。店の協力を得て使い終わったものを回収し、和紙に加工して環境啓発イベントなどで利用するという。
今回は、事業に賛同した県森林組合連合会が1万本を購入、生協食堂に寄贈した。割りばしには「かがわのひのき」と焼き印が押され、食事を終えた職員は早速、設置されたばかりの専用回収ボックスにはしを入れてい
た。
割りばしの生産数は未定だが、今月23、24両日にまんのう町で開かれるロックコンサートでも約3万5000本が使われる予定で、勝浦代表理事は「今後も多方面に資源循環の輪を広げたい」と意気込んでいる。++/div
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