ID : 8462
公開日 : 2008年 8月 7日
タイトル
森林づくり条例:初適用へ イビデンと県など4者、植樹で協定締結
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20080806ddlk21040120000c.html
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元urltop:
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写真:
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電子関連部品・セラミック製品メーカーのイビデン(大垣市)などが揖斐川町で植樹に取り組むことになり、同社と県、土地を提供した揖斐川町、活動に協力するNPO法人「揖斐自然環境レンジャー」の4者が
5日、県庁で協定を締結した。
協定によると、同町東横山地区にある、以前はスギの山林で、現在はスギが点々としかはえていない山約3・4ヘクタールに同社社員らがヤマザクラなどを植栽。地元住民が進めている「花の森名所づくり」に協力する
。また、同町鶴見地区のヒノキの山林約37ヘクタールでは、4者から委託を受けた地元森林組合が除伐や間伐などの保育事業を行い、二酸化炭素(CO2)吸収を促す。期間は今後10年間で、活動資金3000万円(予定
)は同社が負担する。
今回の活動でつくられた森林は、約1650台の車が1年間に排出する量に相当する約3800トンのCO2を吸収すると見込んでいる。県は今年7月、「県地球環境の保全のための森林づくり条例」を施行しており、県は同
条例に基づいて来年から、同社が排出するCO2から、この森林が吸収すると試算したCO2量を差し引いて、同社のCO2排出量として認定する。今回が同条例の初適用