ID　：　8392

公開日　：　2008年 7月25日

タイトル

田辺市の山中「大阪ガスの森」

新聞名

毎日新聞

元URL.

http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20080728ddlk30070189000c.html

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写真:

　

汗が噴き出る暑さ、つらかったそうです。県の事業「企業の森」の一環として、田辺市の山中「大阪ガスの森」で今月２０日、同社社員や小学生も交じった家族ら５９人が、下草刈りを行いました。
　約１ヘクタールの敷地に０５年３月、コナラ、ケヤキ、ヤマザクラなど約２６００本を植樹。以来、大阪の社員らも加わって下草刈りをしています。この３年間で、人の背丈の２倍以上に成長した木も。また、木には植えた人 の名札が取り付けられているので、「自分の木」に年１回再会するのも楽しみとか。暑さ、虫刺されなどに悩まされますが、「自分が、この大自然を育てているんだ」という満足感が励みになっているそうです。
　八十田（やそだ）啓一・和歌山地区支配人は「雨にも風にも負けず、育っていく木に向き合える貴重な機会。環境問題への関心が高まるなか、楽しみながらその意義を考えられる」と語ります。前夜からバーベキュー、キ ャンプファイアを楽しみ、作業後は温泉に入ったりと、レクリエーションにもなっているようです。
　０３年スタートの「企業の森」事業には、県内３８企業・団体が参加し、田辺市、日高川町などで計約１６０ヘクタールを展開。地元森林組合などの協力を得ながら、それぞれの植林・育成作業を進めています。

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