ID : 8305
公開日 : 2008年 7月17日
タイトル
宮島樹木に調査印で実態確認
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新聞名
中国新聞
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元URL.
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200807180006.html
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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宮島(廿日市市)の国有地などで広島大大学院総合科学研究科の奥田敏統教授の研究班が調査のため樹木に赤い水性塗料の印を付けていた件で、廿日市市教委と県教委の担当者が17日現地に入り、文化
財保護法に抵触するかどうか実態を確認した。
現場は桟橋近くの国有地。研究班が市教委や環境省から許可を得て、昨年7月から樹木の二酸化炭素吸収量を分析するための調査を実施。幹の太さを測る位置の目印として申請にない塗料を使った。
担当者3人は奥田教授の案内で現状を確認。教授は塗料を使った理由について「ビニールテープを巻くことも考えたが、朽ちて林床に散乱したり、シカが食べたりする恐れもある」と説明。ずれて正確なデータが得られ
ないため、同様の調査で一般的手法である塗料を使ったという。許可を得なかった点は「認識不足だった」と話している。