ID : 8280
公開日 : 2008年 7月15日
タイトル
三菱商事、マレーシアで環境植林を実施
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新聞名
Japan Corporate News Network
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元URL.
http://www.japancorp.net/japan/Article.Asp?Art_ID=44650
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元urltop:
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写真:
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Tokyo, July 15, 2008 - (JCN Newswire) - 今般、三菱商事(TSE:8058)は、地球環境保全に貢献する事業として、マレーシアの2つの地域で環境植林を新たに開始します。
マレーシア・サラワク州(ボルネオ島)サマラハン管区セリアン地区アペン保護林内において、新たに環境植林を実施いたします。これは社団法人日本マレーシア協会(*1)がマレーシア政府の要請を受け実施している「ボ
ルネオ島における熱帯雨林再生活動」に当社が協賛し、エンカバンやカポールなどのフタバガキ科在来種等を500ha の土地に5 年間で10万本(年間100ha、2 万本)を植林するものです。
植林の技術指導は日本マレーシア協会が担当し、育苗、植林、雑草刈りなどの具体的な作業は地元の住民が行います。この環境植林は、日本マレーシア協会がサラワク州で取り組んでいる熱帯雨林の再生と、地域住民の
自立に繋がる試験植林を含めた複合森林整備の研究と実践を支援するものです。当社の植林が熱帯林の回復と地域社会の活動支援に繋がることを期待しています。
また、三菱商事はセランゴール州にある国立マレーシア農業大学の半島側メインキャンパス内27ha でも植林研究活動を実施します。当社は、同校のボルネオ島ビンツルキャンパス内で1990
年から実施している“熱帯林再生実験プロジェクト”(*2)の横展開として、植生生態学者の宮脇 昭
横浜国立大学名誉教授の理論(多数の樹種を密植・混植する植樹)による実験植林を実施します。本プロジェクトは一般的には300~500 年を要する熱帯林の再生を、わずか40~50
年程度で目指す画期的なプロジェクトです。都市化が進む半島側においても在来樹種による植林モデルを確立し、開発が進む地域に森林吸収源をつくることを目指します。
当社ではマレーシア、ブラジル、ケニアの三大熱帯林地域で熱帯林再生実験プロジェクトを展開しています。また、本年11
月には、社員ボランティア等によるエコツアーを実施し、ボルネオ島ビンツルでの植樹に加え、新規のアペン保護林内とセランゴール州での植樹を予定しています。
詳細は、 http://www.mitsubishicorp.com/jp/pdf/pr/mcpr080715o.pdf をご覧下さい。