ID : 8172
公開日 : 2008年 11月13日
タイトル
マングローブ植林事業、多国籍企業がペナン政府に提案
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新聞名
マレーシアナビ
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元URL.
http://www.malaysia-navi.jp/news/081112071751.html
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元urltop:
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写真:
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ペナン州政府は、ある多国籍企業が企業の社会的責任(CSR)活動の一環として、クリーン開発メカニズム(CDM)に関する提案を行っていることを明らかにした。ペナンを含めたマレーシア国内にマングロ
ーブの植林を実施して温室効果ガスの排出を削減、地球温暖化防止に役立てるというもの。
同州自治体交通管理環境委員会のチョウ・コンヨウ議長は、マングローブは津波を食い止めるだけではなく、波による侵食防止の役割も果たすとコメント。2004年のスマトラ沖地震による大津波の際にも多くの人の命を
救ったと指摘した。同議長は、マングローブ植林活動によってマングローブの役割や沿岸部の生態系への理解が広まるとして今回の提案に歓迎の意を表明。州政府が森林局の協力を得て、植林用地を確保する予定で
あることを明らかにした。
CDMとは、京都議定書で温室効果ガス排出量の数値目標を設定されている先進国が、数値目標を設定されていない発展途上国で温室効果ガス排出削減の事業を行い、削減した分を先進国間で売買することを指す。++
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