ID : 8127
公開日 : 2008年 7月30日
タイトル
住友林業、中国に合板製造事業会社を設立し工場を新設
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新聞名
日経プレスリリース
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元URL.
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=195513&lindID=4
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元urltop:
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写真:
木材業界の記事です
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中国での合板製造事業会社設立および工場の新設に関するお知らせ
~ 中国への新規合板製造事業を進出 ~
住友林業株式会社(社長:矢野 龍、本社:東京都千代田区丸の内1-8-1)は、平成20年5月28日付の取締役会にて、インドネシア・マレーシアと並び、環太平洋地域における合板供給の第三国として台頭しつつある
中国において、住友林業グループの強みのひとつである合板製造事業を同国での新規事業として参入することを目的に100%出資子会社を設立の上、合板工場を新設することを決定しましたので、お知らせいたしま
す。
記
1. 設立子会社の概要
(1) 社名 阜新住林木業有限公司
(2) 代表者 光吉 敏郎 (住友林業株式会社 海外事業部 海外開発部長)
(3) 所在地 中国遼寧省阜新市 高新技術産業園区内
(4) 出資者 住友林業株式会社 (独資100%)
(5) 会社設立年月 2008年7月 (工場稼動は2009年8月予定)
(6) 資本金 USD 5,000,000
(7) 決算期 12月
(8) 従業員 500名 (住友林業出向者 常勤2名)
2. 子会社設立の理由
住友林業は、中国は各種木材製品の生産・需要量が世界最大であるマーケットであることから、2007年に木材製品の流通事業を目的に住友林業大連商貿有限公司(以下、大連商貿)を設立し、同国における木材関連
の流通ネットワークの構築をおこなってきました。
この度、環太平洋地域での合板供給国として台頭しつつある中国で、当社は古くからアジア・オセアニアエリアにて、合板および木質ボード事業を展開してきた実績を活かす取り組みとして、合板工場を新設し、新たなオ
リジナル商品の開発と、収益の見込める拠点構築を目指すことを決めました。
これにより、長期的にも各種木材製品の生産・需要量が世界最大と想定される中国国内における木材の販売流通事業、および加工製造事業の基盤が整備されたことになります。
なお、同新設工場で製造する合板の原材料は、将来の同国内での自社植林事業を視野に、植林木のポプラを原材料とする予定であり、植林木を利用した木質パネルの開発をあわせて推進致します。
3. 製造品目の概要
生産数量 : 年間6万4千M3を予定
生産品目 : 合板、LVL
※ 販売先は中国国内向けおよび日本向けを想定。
4. 今後のスケジュール
2008年7月 法人設立
2008年9月 新設工場の建設着工予定
2009年6月 合板製品の試運転開始予定
2009年9月 合板製品の商業生産開始予定
5. 今後の見通し
本件が平成21年3月期決算に与える影響は軽微なものであり、現在公表している業績予想に変更はありません。