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ID : 8030
公開日 : 2008年 6月25日
タイトル
身近な街路樹の事故にスポットを当てた国際シンポジウム
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/select/science/news/20080625k0000m040075000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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身近な街路樹の事故にスポットを当てた国際シンポジウムが25日に東京、27日に大阪で開催される。街路樹は二酸化炭素の吸収や景観面など社会に恩恵をもたらす一方、傷みが進んで倒木や枝の落下に よる事故も起きている。主催の街路樹診断協会によると、事故事例などを取り上げるシンポは国内で初めてで、環境保護の機運が高まる中、注目される。
 シンポのテーマは「世界の樹木管理とリスクマネジメント」。先進的な樹木管理の手法や裁判例が紹介される。
 千葉大大学院の細野哲央研究員は、ある都道府県の街路樹による事故の調査結果を公表する。88~07年度に約120件発生。幹や枝が人や車を直撃した事故が6割、道路に張り出した街路樹との接触が2割を占めた 。
 シンポではドイツ、米国、中国から講師を招く。欧州では樹木の事故に関する法律の整備が進んでおり、ドイツの講師が事故事例と法律判断について説明。中国からは、北京五輪施設の屋上緑化などに取り組む担当者 が都市緑化の取り組みを報告する。
 樹木の異変を早期に発見するため、事故防止には市民の協力が不可欠という。協会の神庭(かにわ)正則さんは「街路樹の効果と危険の両面に関心を持ってほしい」と一般の参加を呼び掛ける。
 25日は東京都千代田区の日比谷公会堂、27日は大阪市此花区のクレオ大阪西で。午前10時から。無料。問い合わせは同協会(03・3454・5520)。【
中川木材産業のビジネスPR その18 (公開2018.8.1 更新2019年11月11日 )