ID : 72
公開日 : 2006年 1月19日
タイトル
学校森林教育を学びにベトナムから来日
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=2391
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元urltop:
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写真:
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日本の森林計画制度と地方行政による森林計画や管理などを学ぶため、ベトナムから来日した研修生8人が19日、伊那市伊那西小学校(臼井和夫校長、84人)を訪れ、同校の森林・林業教育について学ん
だ。
研修生一行は、12日に来日し、林野庁などで日本の林業や森林計画制度について学び、17日から長野県に滞在している。受け入れはJICA(国際協力機構)からの委託によるもので、同日は、学校林を持ち全校で森
林学習に取り組んでいる同校の森林教育を学びに訪れた。
はじめに研修生たちが、同校5、6年の児童にベトナムの紹介や同国の森林の現状を説明。「ベトナムの森を守ることは世界の森林を守ることにつながる」と伝えた。学校では、植樹したカラマツなどの維持、管理につ
いて説明し、実際に学校林内を歩いて木の実などを探すゲームもして交流した。
研修生のグエン・ヒュー・ティエンさんは「小さいころから森林に対する良い教育をすることが大切。遊びを通して森を守るということも、ベトナムでやってみたい」と話していた。
一行は、20日には長谷村を訪れ、溝口生産森林組合の活動に参加。その後は東京都の日本森林技術協会などで研修を行い、28日に帰国する。