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ID : 7914
公開日 : 2008年 6月 5日
タイトル
この人 熊本県森林組合連合会代表理事専務
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新聞名
林材新聞
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元URL.
http://www.rinzai-shinbun.co.jp/news/articles/2008/04-06/0605_hito.html
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元urltop:
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写真:
  木材業界の記事です
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「提案型森林施業」の定着目指して 熊本県森林組合連合会(熊本市)の代表理事専務に、このほど横山一敏さんが就任した。
「状況は厳しいが、森林.林業は地球温暖化防止でフォローの風も吹いている、森林組合系統と一体となってこのフォローの風に乗れるよう努めたい」と抱負を語る。
37年間勤務した熊本県庁を退職し、4月25日、同連合会の臨時総会で、前代表理事専務川野輝彰氏の後任を引き継いだ。「これからの森林組合系統の運営.経営は提案型森林施業が必要と思う。森林所有者の多くが小 規模で、材価が安く間伐も思うように進んでいないのが実情。組合が森林所有者に低コストで生産.間伐ができる施業について提案すると共に、森林の境界線を調査して、森林の集約化、団地化、機械化を進め、ひとま とめで間伐等ができる体制を整えることが大切です。さらに木材の計画的、安定的な供給と放置林をなくすためにも、この「提案型森林施業」を確実なものにし、定着させたいと思います」。
また、協同組合くまもと製材(熊本県球磨郡あさぎり町=中島浩一郎代表理事)が、新生産システム推進事業の一環として建設していた大型木材加工場も竣工したが、新工場については「製材、市場、森林組合、素材生産業 と大手集成材、プレカット工場が一体となって設立運営する大規模工場であり、地元との共存共栄と連携を密にしながら新工場を軌道に乗せたい」と地元工場との共存共栄を重視。
横山さんは県庁勤務時代に1年間(昭和61年)、民間の住友林業に出向し、営業を担当した経験を持つ。右も左もわからぬはじめての営業に、2~3ヶ月は苦労したが、徐々に仕事が面白くなり、熊本に帰るころには担当 企業の社長さんから「住友林業の社員かと思っていた」と言われ、その時は最高に嬉しかったですねと話し、県庁に帰ってからもその時の営業経験が大きく役に立ったという。
「協同組合くまもと製材には、銘建工業という大手メーカーが進出してきたことで、最先端の新しい情報も入ってくる。熊本の業界にとって情報収集にはよいチャンスで、これから中島理事長と木青会など地元業界との意 見交換の場もつくりたい」と地域の林業、木材産業振興に意欲を燃やす。
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