ID : 7693
公開日 : 2008年 5月21日
タイトル
製紙連、環境行動計画を改定-間伐材の利用促進
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新聞名
日刊工業新聞
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元URL.
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0420080521113caao.html
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元urltop:
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写真:
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日本製紙連合会(東京都中央区、芳賀義雄会長、03・3248・4801)は20日、環境に関する自主行動計画を改定し、間伐材の利用を促進することを行動目標に追加したと発表した。森林の温室効果ガス吸
収効果を高めるために国内では間伐などの森林整備が進められているが、そこで発生する間伐材の利用先を確保することが課題になっている。
製紙会社は間伐材を紙製品の原材料に利用できることから、業界を挙げて利用量の拡大に乗り出す。
具体的には全国の森林所有者や森林組合、製材業者、木材チップ業者などと製紙会社が連携し、間伐材のコスト削減や安定供給体制の構築に取り組む。「これまで国産材はコスト的に利用が難しかったが、輸入材の価
格も上昇しているため十分利用できると考えている」(芳賀製紙連会長)。