ID : 7597
公開日 : 2008年 5月14日
タイトル
林業白書:温暖化対策に森林整備の必要性強調
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/select/science/news/20080514k0000m020111000c.html
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元urltop:
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写真:
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政府は13日、07年度の森林・林業白書を閣議決定した。京都議定書の温室効果ガス削減の約束期間が08年から始まったことに合わせて、温暖化対策としての森林整備の必要性を強調した。
議定書で、日本は温室効果ガス排出量を08~12年に90年比で6%減らす必要があり、そのうち3.8%を間伐などの森林整備で賄うことになっている。間伐によって森林の健全な成長を促すことで、二酸化炭素の吸
収量を増やすことができる。そのため、現在年約35万ヘクタール実施している間伐を07~12年度の6年間では、年55万ヘクタールに増やすことが必要と指摘した。
また、輸入木材の価格が高騰する中、国産木材の需要が高まっているため、森林組合などが主体となって森林整備を進め、木材の安定調達を図る必要があるとしている。【