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ID : 7416
公開日 : 2008年 4月29日
タイトル
木の大切さ理解表新城部分林組合 気仙沼で市民ら植林体験
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新聞名
三陸河北新報
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元URL.
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2008_04/k/080430k-syokurin.html
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元urltop:
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写真:
  写真が掲載されていました
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気仙沼市の表新城部分林組合(菅原啓介組合長)は二十九日、同市渡戸の組合管理の伐採跡地で、市民参加の植林体験会を開いた。一般市民三十人と関係者二十人の計五十人が参加し、約二時間かけて約 三十アールの面積に杉の苗千本を植えた。
 開会式で菅原組合長は「一般の方々に山へ関心を持ってもらい、植林の大切さを知ってほしい」とあいさつ。鈴木昇市長が祝辞を述べた。植林体験会に協力したとして、市内の菅原苗木店と気仙沼地下水利用対策協議 会を表彰した。
 軍手の支給を受けた参加者は数人のグループに編成され、組合のスタッフの指導で持参したスコップなど使い、地表の落ち葉などが土に混じらないように退けてから穴を掘り、苗を一本ずつ植えていった。
 作業の後、主催者から一人ずつにナメコのほだ木がプレゼントされた。
 組合関係者は「材木になるまで五十年はかかる。気の長い話だが、世界情勢から木材の値段は上昇する可能性がある。それまでに手入れをきちんとしておきたい。市民向けにはたまに観察会を行いたい」と話した。
 組合全体では四・三ヘクタールの伐採跡地があり、今年中に体験会の千本も含めて一万三千本の杉を植える予定。
 市内全体では約六十の部分林組合があり、五十年ほど前に植えた多くの杉などが伐採時期を迎えている。
 山を各組合に貸している市は、伐採後も新たな植林で山の環境を守る必要から、各組合による連絡協議会で伐採跡地の今後を検討してもらった。その結果、表新城組合が市民参加の植林体験会を企画した。こうした 取り組みの拡大を期待している。
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