ID : 7989
公開日 : 2008年 5月23日
タイトル
ナイジェリアに製材廃棄物燃料の発電所建設
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新聞名
時事通信
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元URL.
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200805/2008052300350
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元urltop:
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写真:
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再生可能な燃料で稼働する発電技術の英レボナジー(Revonergy)は、ナイジェリアのオンド州政府と製材廃棄物を使う発電所を建設する基本契約を締結したと発表した。この発電所(出力14MW)は、製材
所で発生する木質端材とおがくずを熱源とし、その燃焼により得られる電力は直接に製材所に供給され、余剰の電力は長期契約に基づき国内の配電網に売却される。オンド州の製材業界は慢性的な電力不足と頻繁な停
電に悩まされ、高コストの自家ディーゼル発電で必要電力を賄っている。製材所で発生する端材とおがくずは近隣に捨てられ、時間とともに分解し、温暖化効果が二酸化炭素の約21倍とされるメタンを放出する。安定し
た電力供給により、製材コスト低減、雇用創出、木材製品の売り上げ増加、地域への新規投資誘導-などの効果が期待されている。