ID : 7219
公開日 : 2008年 4月17日
タイトル
津市美杉町の山林、セラピー基地に
.
新聞名
読売新聞
.
元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news/20080417-OYT8T00128.htm
.
元urltop:
.
写真:
写真が掲載されていました
.
森林浴に癒やし効果があるとして、津市美杉町の山林が、東海3県では初めて「森林セラピー基地」に認定された。これを受け、津市美杉総合支所地域振興室では「来秋までに、遊歩道を案内するパンフレ
ット作成や、看板、休憩所の整備を進め、受け入れ態勢を整える」としている。
同基地は、林野庁の外郭団体の国土緑化推進機構などでつくる森林セラピー実行委員会が、森林浴を健康づくりに役立てようと、2005年度から森林浴の効果がある地域や遊歩道を選んで認定している。津市が昨年
1月に申請したのを受け、同実行委が9月、三重大生に美杉町の山林と市街地を歩いてもらい、血圧や唾液(だえき)の状態などを分析し、ストレス度を比べた結果、美杉町の山林に癒やし効果があることが判明、今月認
定された。
今回認定されたのは、自然に囲まれた3680ヘクタール。「健康の郷(さと)『美杉』~都市近郊の癒やし空間」と名付けた同基地には、宿泊施設や資料館、君ヶ野ダム湖畔や高束山、日神西浦など3・4キロ~11・7キロ
の八つの遊歩道「セラピーロード」があり、豊かな自然を体感できる。
3回目となる今回の公募で、美杉町を含め11か所が認定され、これまでに全国で計35か所が認められた。