ID : 7124
公開日 : 2008年 4月10日
タイトル
動画/記念インタビュー≫小池百合子元環境大臣
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新聞名
MouRa
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元URL.
http://mopix.moura.jp/?p=541
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元urltop:
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写真:
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年から、日本中でゴールデンウィークの過ごし方が変わる!?
長年なじんできたゴールデンウィーク(略称GW)の呼び方を、同じGWでもグリーンウィークに変えて、
そこから日本をエコの国に変身させようという、とんでもなく面白い仕掛けを考えついた人たちがいる。
その代表が、「クールビズ」の生みの親であり、環境大臣や防衛大臣を務めた小池百合子さん。
地球温暖化の原因は90%以上が人間! 7月には北海道洞爺湖サミットを控え、
環境への関心はどんどん広がっている。
休日をエコに過ごすというコンセプトは、大ムーブメントになるような予感が!
グリーンウィークとは?
地球温暖化を阻止するため、低炭素社会の実現に向け、1年間の約3割を占める日本の休日をエコに過ごそうという活動。2008年のゴールデンウィークをきっかけに、カーボンオフ(※1)、カーボンオフセット(※2)の普
及を目指す。イベントやウェブサイトでカーボンオフを呼びかける他、1,000,000kg(1,000t)のCO2をオフセットする予定。
グリーンウィークキャンペーン公式ホームページhttp://www.greenweek.jp/
※1 カーボンオフ:排出するCO2を、自ら削減すること。
※2 カーボンオフセット:排出したCO2を、費用を払うなどして別の場所での削減と相殺すること。
MoPiXへのスペシャルメッセージはこちらから!!(2分52秒)
休日は海外でも国内でも、CO2を減らすゆったり生活
──小池さんは、これまでクールビズなどの画期的なキャンペーンを定着させてきました。今回新たなキャンペーンとして、ゴールデンウィークをグリーンウィークと称し、休日のCO2排出量を減らそうと呼びかけていま
す。まず、このグリーンウィークを始められたきっかけを教えてください。
小池 カーボンオフという自らCO2を減らす活動を、休日に楽しみながら知っていただければと思いました。それにはゴールデンウィークを活用するのが一番です。
自分で排出したCO2分を、他の削減分で相殺するカーボンオフセットという仕組みも、たとえば海外旅行の飛行機のCO2分をオフセットするなどして、ぜひ体験してみていただきたいですね。カーボンオフとカーボン
オフセットの体験がキャンペーンの目玉です。
このグリーンウィークが、ゴールデンウィークだけでなく毎週に広がっていけば、これはグリーンイヤーと言えます。グリーンイヤーが毎年に広がっていけば、グリーンセンチュリーになります。今回の活動次第では、次
に進んでいってくれるのではないでしょうか。
私は休日、寝ていたいほうなのですけれども(笑)、活動される方には、その活動がどのような効果を生み出すのか、もっと言えば、どのくらい温暖化に加担してしまうのかを、立ち止まって考えていただきたいと思いま
す。ゴールデンウィーク中の移動を車から鉄道に変えるだけで、どのくらいCO2が減るのか。そのような数値を知るだけでも大きいですよね。