ID　：　7026

公開日　：　2008年 4月　4日

タイトル

今月導入の森林環境税 「知っている」３５％ 県、

新聞名

西日本新聞

元URL.

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/14128

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　県が４月に導入した森林環境税の認知度に関するアンケートをした結果、同税導入を「知っている」と答えた人が３５％にとどまったことが分かった。県森林保全課は「県民から税金を徴収する大事なことで あり、今後は１００％を目指して周知させたい」としている。
　アンケートは、３月１４、１５日に北九州市のＪＲ小倉駅で、２０、２１日に福岡市の岩田屋前広場でそれぞれ開いた森林環境税のＰＲイベント会場で実施。県職員が買い物客や乗降客ら１７５２人から聞き取りをした。
　同税は県民税に上乗せして個人から年間５００円を徴収する。集計の結果、全体の約３分の１に当たる６１２人が同税を「知っている」と答え、残る１１４０人は「知らない」と回答した。
　県は２００６年１２月に県議会が同税条例案を可決した後から、県広報紙や広告のほか、農林業関係のイベントを通じて新税導入をＰＲ。同課はアンケート結果について「（３５％の認知度が）現段階で多いとか、少ないと かは判断できない」としている。
　森林環境税は個人のほか、県内に事務所などを置く法人からも資本金に応じて年間１０００‐４万円の５段階で徴収。０８年度は約１０億円の税収を見込んでおり、県内の荒廃森林の実態を調査した上で間伐や植林など の事業に充てる。

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