ID : 6840
公開日 : 2008年 3月24日
タイトル
里山の森を守ろう 37団体・個人 トラスト会議設立 八幡東区
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新聞名
西日本新聞
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20080324/20080324_002.shtml
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元urltop:
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写真:
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里山の自然保護を目的にした「北九州里山トラスト会議」の設立総会が23日、八幡東区の北九州イノベーションギャラリーで開かれた。自然保護活動の特定非営利活動法人(NPO法人)や行政の関係者など
約40人が参加。4月から竹林の手入れなどを進めることを決めた。
竹の消費低迷などで荒れた竹林が拡大し、周囲の森林に影響が出始めていることから、竹林や森林の保全を通じ自然環境に優しい生活習慣を考えていく。
発起人には、県八幡農林事務所や北九州市、NPO法人「里山を考える会」など37団体・個人が集まった。
今後、同会議のネットワークを生かし、荒れた森林を手入れする「オーナー」を募集。4月から手始めに八幡東区の竹林4000平方メートルで間伐などに取り組む。また、年間を通じ、田畑の手入れや門松作りなどの体
験会なども開く。
総会では、八幡西区小嶺3丁目の農園経営、能美俊夫さん(56)を代表に選出。続いて、北九州市立大文学部の岩松文代准教授(環境社会学)が「竹と日本文化」の題で講演した。