ID : 6712
公開日 : 2008年 3月12日
タイトル
:バイオマス活用でシンポ 取り組み紹介に300人--南区
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新聞名
毎日jp
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元URL.
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20080312ddlk34020631000c.html
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元urltop:
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写真:
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地球温暖化防止に向けた二酸化炭素の削減や、原油価格の高騰を受けて代替燃料として注目される「バイオマスエネルギー」の活用をテーマにしたシンポジウム(中国経済産業局など主催)が10日、南区の
ホテルであった。中国地方の取り組みなどが紹介され、約300人の参加者は熱心に聴き入っていた。
バイオマスは木材片や畜産廃棄物など生物由来の資源。燃焼する際などの熱を、発電や熱供給に利用する技術開発が進んでいる。
シンポでは、「バイオマス利活用のビジネスの展開」をテーマにしたパネルディスカッションがあった。産業技術総合研究所バイオマス研究センター(呉市)の坂西欣也センター長は、木材を上手に活用した古代の「エ
コライフ」を引き合いに、「エネルギー全体の10%をバイオマスで確保したい」と話した。広島大大学院工学研究科の松村幸彦教授は、産総研と連携した「アジア・バイオマス・センター」の取り組みを紹介した。
全国6地域の実践報告もあり、中国地方からは、森林組合や製材業者などが連携した岡山県真庭市の事業例が紹介された。【