ID : 6679
公開日 : 2008年 3月11日
タイトル
環境保全へ大きく育て
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20080311/CK2008031102094473.html
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元urltop:
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写真:
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高岡市の高岡北ロータリークラブは十日、同市上黒田の高岡おとぎの森公園内に、「市の花木」のコシノヒガンザクラの若木三本を植樹した。
同ロータリーは「環境に優しい奉仕の実践」を掲げ、地球環境保全活動の一環として二〇〇六年から毎年、同公園へ桜を三本ずつ植えている。
この日は会員約三十人が参加。早川勇会長が「成熟した樹木一本で人間一人が一年間に発生させる二酸化炭素(CO2)を吸収する能力があるといわれている。この活動を機に、地球環境保全の意識が高まることを願
っている」とあいさつ。会員らが八年生で高さ約五メートルに育った若木を植え、根元に土をかぶせた。
コシノヒガンザクラは高岡城築城時に加賀藩二代藩主前田利長公が城内に移植したといういわれがあり、古くから市民に親しまれている。開花はソメイヨシノより早く、彼岸のころに咲き、二週間ほど花を楽しめるという。