ID : 6619
公開日 : 2008年 3月 6日
タイトル
森林づくり検討委:適地適木や適正管理を盛り込む--知事に指針
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新聞名
毎日jp
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元URL.
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080306ddlk20040236000c.html
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元urltop:
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写真:
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県内に大きな被害をもたらした06年7月の豪雨災害を受け、森林の土砂災害防止機能について調査してきた県の検討委員会はこのほど、「災害に強い森林づくり指針」をまとめ、村井仁知事に報告した。
指針の基本理念には、立地環境に適した樹種を選択する「適地適木」に加え、間伐などを適切に行い、適度な密度で管理するという「適正管理」の推進が盛り込まれた。検討委員会の北原曜委員長は「森林は手入れ次
第で、敵にも味方にもなりえる」と述べ、間伐など森林整備の重要性を訴えた。
また指針では、災害防止機能を発揮すべき森林を三つに分類。上部や中部では崩落を防ぐため、強い根や太い幹が育つよう積極的に間伐を実施。下部では発生した土石流のエネルギーを吸収できるように渓流沿い
でも育つカツラなどの樹種を植えることが望ましい、とまとめた。【