ID　：　6475

公開日　：　2008年 2月24日

タイトル

温暖化防止へ森づくりを－県、認証制度を導入

新聞名

四国新聞

元URL.

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20080224000045

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写真:

　

地球温暖化防止に向けた森づくりを推進しようと、香川県は２００８年度から、企業の植林や公共施設への県産木材利用など、森林整備を通じた環境保護活動を認証する制度を導入する。活動内容に応じて二 酸化炭素（ＣＯ２）の吸収量や貯蔵量をポイントに換算。活動のＰＲや意識高揚につなげてもらい、企業や市町の取り組みを促す。
　香川県は０８年度当初予算案に、地球温暖化防止のための森づくり事業１００万円を盛り込んだ。
　新しい制度の仕組みは、植栽や下草刈り、間伐といった作業内容ごとにＣＯ２吸収量を設定しておき、作業実績と吸収量からポイントを算出。また、市町が公共施設に県産木材を使った場合は、使用量当たりのＣＯ２貯蔵 量をポイントに換算する。
　香川県が認証したポイントは、企業の社会的責任（ＣＳＲ）活動を示す指標として報告書などに活用できるほか、県産木材を使ったプランターなどの木製品と交換できる制度も計画している。
　香川県は既に０７年度から、社会貢献活動に取り組む企業や、森林整備に人手や資金が必要な森林所有者と協働で森づくりを行うフォレストマッチング事業を展開。香川県内企業を含む３社と協定を結んでいる。
　香川県みどり整備課は「具体的な指標を示すことで取り組みへの動機づけになれば。温暖化防止や森林整備の重要性についての意識を広げるきっかけにしたい」としている。

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