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ID : 6410
公開日 : 2008年 2月20日
タイトル
「グリーンピア恵那」跡地の森林保全へ
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20080220/CK2008022002088853.html
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元urltop:
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写真:
 
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厚生労働省の特殊法人が公的年金の積立金で建設し、2000年に閉鎖した恵那市中野方町の「グリーンピア恵那」跡地に広がる森林を保全して活用しようと、地元の特定非営利活動法人(NPO法人)などが 「森のデザイン実行委員会」を組織し、3月15日に“森の健康診断”を行う。04年に恵那市が購入して以降も宙に浮いている跡地の状況を市民自らが確かめ、将来像も探ることになった。
 グリーンピアは約99億円をかけて1987年4月に開業したが、90年代後半から赤字続きとなり閉鎖。建物を取り壊した跡地を、恵那市が1億5600万円で購入した。
 約330ヘクタールの跡地は、建物や道路などがあった約50ヘクタールを除いて森林で、うち約120ヘクタールはスギ、ヒノキの人工林がある。市は当初「里山体験林構想」に沿って再整備する予定だったが、年間100 0万円近くの維持費がかかることなどから見直しを検討。市町村合併もあり、跡地利用がほぼ手付かずとなっていた。
 実行委は、土岐川の水源林保全に向けた「健康診断」などを進める同市のNPO法人・夕立山森林塾と中津川市の市民グループ「山里文化研究所」、地元財産区などが、跡地を森林保全のモデル的存在にしようと今月初 めに結成。3月の「健診」で森の状態を調べた後、市民から跡地の「森のデザイン」を募集し、間伐などに取り組んでいくという。
 実行委は「市民の貴重な財産を未来につなげていきたい」とし、今月末まで健診の参加者を募集している。当日は午前9時半に同市の中野方町ふれあいグラウンドに集合。参加費500円。
 申し込み、問い合わせは山里文化研究所=電080(5129)6016=へ。
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