「ふるさとの森」写真コンクール 最優秀賞に菅野さ
ん(矢作)
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新聞名
東海新報
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元URL.
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws3305
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元urltop:
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写真:
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沿岸南部地区の国有林を管理する三陸中部森林管理署(山下孝親署長)が主催する「ふるさとの森」写真コンクールの審査会は、七日午前十時から大船渡市盛町の同署で開かれた。審査の結果、陸前高田市
矢作町の自営業・菅野幸雄さん(77)の作品が最優秀賞に輝いた。
身近にある森や樹木の素顔を紹介して、ふるさとのよさを再確認し、地域活性化に役立ててもらうのがネライ。花粉の少ない杉の植樹会、間伐見学会とともに、国有林や森林管理署の仕事を地域にアピールする事業
のひとつ。
内外に紹介したい身近な森や山、樹木の風景写真を対象に、昨夏から大船渡市、陸前高田市、住田町、釜石市、大槌町在住の住民から作品を募った。
昨年末の締め切りまでに十一人から四十七点の応募があり、同署や大船渡市、報道機関の代表による七日の審査会に諮られた。
その結果、木立から差し込む朝日の光が清々しい森の風景を撮った菅野さんの作品「森のめざめ」が最高点を獲得。最優秀賞に選ばれた。陸前高田市矢作町内の森を撮った菅野さんは「朝もやの散歩に朝日がさす。き
ょう一日の始まり」とコメントしている。
審査会ではほかに優秀賞二点、佳作三点を選出。同署では入賞者と作品名を早速ホームページに掲載し、その作品も近く紹介する予定。表彰式は後日決定する。
最優秀賞除く入賞作品と入賞者次の通り。
【優秀賞】「残雪の片羽山雌岳」三浦勉(釜石市)、「1000mラインに花を求めて」伊藤直人(同)
【佳作】「新緑とセイヨウタンポポ」吉田繁(陸前高田市)、「命」向澤きよ子(大船渡市)、「木洩れ日」和田桂一(同)