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ID : 6197
公開日 : 2008年 2月 1日
タイトル
セイホクが中津川市に合板工場新設を計画(
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新聞名
建通新聞
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元URL.
http://www.kentsu.co.jp/chubu/news/p03065.html
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元urltop:
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写真:
 
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合板・パーティクルボードの国内製造販売大手のセイホク(東京都文京区本郷1ノ25ノ5、井上篤博社長)は、グループ企業と岐阜県内の林業関係団体とで事業協同組合を設立し、2010年度上期までに中津 川市加子母に合板工場を新設する。事業推進に当たっては岐阜県と中津川市の支援を受けることにしており、29日には県庁で三者による立地協定の締結式を行った=写真=。今後は08年度第1四半期をめどに事業協 同組合の設立を目指す一方、計画地の用地取得を進め、早期の造成着手と工場建設を目指していく。
 計画では、総事業費約65億円を投じて中津川市加子母万賀地内の山林(民有林)約7㌶(工場敷地面積約3・5㌶)に、国産材100%使用の構造用合板の製造工場を新設する。使用樹種はスギやヒノキ、カラマツ。合板 生産量は12㍉厚で910㍉×1820㍉版が年間約250~300万枚(東京ドーム約100個分の面積)。原木使用量は年間約10万立方㍍と、じつに県の年何素材生産量30・5万立方㍍の3分の1に相当する。また地元を中心 に50~60人程度の雇用創出も見込まれている。
 事業主体は、セイホクがグループ企業4者と岐阜県森林組合連合会、岐阜県森林施業協会の7者で設立する事業協同組合。県と市は、総事業費のうち約5割を国と県、市が助成するよう農林水産省や林野庁などの地域 材活用の大型合板工場支援制度を活用しながら適切な事業推進に努めることにしている。このほか県では原木安定供給の仕組みづくり、市では工場用地への取付道路整備や用水供給など周辺環境整備、企業立地・工場 設置・雇用促進の各奨励金などの支援を行っていく。
 岐阜県によれば、構造用合板の製造工場の誘致は県内では初めてという。また、セイホクでも港を中心に立地されてきた合板工場が、山間の山元に立地されるケースは全国でも初めてと説明する。井上社長は「岐阜 県と中津川市の森林整備への熱意と日本の中心という地理的な条件、そして原料の安定確保が決め手だった」と振り返り、「事業を成功させるよう全力で取り組み、林業と森林の再生を果たしていきたい」と抱負を語った 。
 また、古田肇県知事も「県の生きた森林づくりの記念すべき日」とし、06年12月に策定した森林づくり基本計画で目指す「生きた森林づくり」で、未利用材(B材)の利用に「合板工場誘致」を求めていた点を強調し「三者一 緒になってプロジェクトを具体化したい」と、林業所得の向上や森林整備の推進に期待を膨らませた。大山耕二中津川市長も地元の雇用の創出にも繋がるとし、今後市役所内に開設準備室を設けるなどして積極的に支 援していく考えを示した。 (2008/2/1)
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