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ID : 6167
公開日 : 2008年 1月30日
タイトル
中津川の山間地に合板工場 最大手メーカーが県庁で 立地協定
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20080130/CK2008013002083431.html
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元urltop:
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写真:
 
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国内最大手の合板メーカー「セイホク」(本社・東京)が中津川市加子母に地元産のスギなどを使った合板工場を建設することになり、県庁で29日、工場立地協定を結んだ。合板工場は従来、輸入材を扱いや すい港湾近くに建てられており、山間地には全国初。国内の森林再生でCO2削減につなげる狙いという。
 計画では約3・5ヘクタールの敷地に65億円をかけて工場を建設、2010年度前半の操業開始を目指す。
 セイホクが中心となった事業協同組合が経営に当たり、年間250万-300万枚の合板を製造する。年間に使用する地元産のスギやヒノキは計10万立方メートルとなり、県の年間生産量の3分の1に当たる。
 合板は木材を薄くむき、幾重にも張り合わせて作る。太い木でないと難しいため、ここ40年ほどは太い輸入材が原料に使われてきた。セイホクは国産の細い木を加工する技術開発を進め、10年ほど前から使っている 。これまで林内に放置されてきた曲がり材や低質材も合板の材料として利用できるため、間伐により森林環境の改善に貢献できるという。
 一昨年の全国植樹祭で古田肇知事とセイホクの井上篤博社長が顔を合わせたのをきっかけに県が誘致を進めてきた。
 大山耕二・中津川市長を加えた3者で協定書にサインした井上社長は「林野行政への熱意と、日本の真ん中という立地条件などから判断した。CO2削減には森林の吸収力アップが不可欠で、地球環境の保護に役立ち たい」と意欲を見せた。
 古田知事は「県の『植えて育てて切って利用する』というコンセプトを具現化する。日本にとっても画期的なこと」と期待した。
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