ID : 6161
公開日 : 2008年 1月30日
タイトル
合板メーカーと協定県と中津川市工場立地目指す
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20080129-OYT8T00705.htm
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元urltop:
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写真:
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間伐材の利用を目指して、県と中津川市は29日、国内最大手の合板メーカー「セイホク」(本社・東京)と合板工場立地協定を結んだ。県などによれば、合板工場は輸入木材を使用するため港湾周辺の立地
が多いが、山間地に立地される国産材100%使用の合板工場は日本初という。
計画では、2008年度にセイホクグループと県森林組合連合会などによる事業協同組合を設立。中津川市加子母万賀の山林に敷地面積約3・5ヘクタールの工場を建設し、10年度上半期の操業を目指す。
合板の製造量は、東京ドームの面積約100個分に相当する年間250万~300万枚。同工場は年間10億円程度の原木を地元から買い取るほか、40~50人の新規雇用が見込まれる。
セイホクの井上篤博社長は「岐阜は日本の中心に位置し、交通の便が良い。カラマツやスギ、ヒノキなどの間伐材の安定供給が可能だ」と話した。古田肇知事は「企業誘致と林業政策の面から画期的なプロジェクト」、
中津川市の大山耕二市長は「森林面積80%の当地の林業に新しい息吹を吹き込む事業」と、それぞれ期待を寄せた。