ID : 6128
公開日 : 2008年 1月28日
タイトル
究極”のエコ住宅 住友林業が1日発売 外装も天然の素材
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新聞名
フジサンケイ
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元URL.
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200801280012a.nwc
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元urltop:
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写真:
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住友林業は、環境配慮技術を結集した住宅の新製品「マイフォレスト-大樹」を2月1日に発売する。
柱や土台などの主要な構造材には、国産ヒノキを100%使用。また、ドアや床、階段などの内装部材にも国産スギを用いる。室内壁には自然素材である火山灰(シラス)を主原料とし、調湿・消臭性能に優れた「しらす
壁」を採用。外装にも天然の土や貝殻、サンゴを混ぜた「シーサンドコート」を用いる。
一方、二酸化炭素(CO2)排出量を少なくするために、夏の暑さを和らげて涼しさを呼び込み、冬場にはぬくもりをつくり出す設計手法を取り入れ、冷暖房機器に頼らずに快適に過ごせるように工夫している。給湯関連設
備も高効率給湯器や断熱浴槽などを有効活用。このほか太陽光発電やブラインドシャッターなども提案部材としてラインアップしている。
設立60周年を記念し、販売するうち先着100棟は、四国の社有林で育てられた約80年が経過したヒノキを大黒柱として使う。太さは約18センチ。
「マイフォレスト-大樹」の価格は3・3平方メートル当たり72万円台から。販売目標は200棟。
住友林業は昨年5月、10年間の長期経営計画「プロジェクト スピード」を策定し、新築注文住宅事業では森林や木の活用を通して地球環境問題に貢献していく方針を打ち出していた。