ID : 6098
公開日 : 2008年 1月24日
タイトル
森林経営の効果 1980-2005年まで46億万トンのCO2を吸収
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新聞名
日中経済通信
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元URL.
http://www.newschina.jp/news/category_1/child_5/item_8801.html
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元urltop:
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写真:
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国家林業局が22日に発表した「中国林業生態建設状況官報」によれば、1980-2005年、中国は造林と森林経営の継続的展開によって、累計46億8000万トンの二酸化炭素を吸収したという。また、森林破壊
のコントロールにより、二酸化炭素の排出を4億3000万トン減少した。
2004年、中国の森林の二酸化炭素吸収量は約5億トンで、同時期の温室効果ガス総排出量の約8%以上に相当した。2006年末、中国、フィンランド、スコットランド、米国などの各分野の国際的に有名な専門家数名が、世
界の森林の二酸化炭素吸収能力について評価を行った。専門家らは同評価で、中国は1999-2005年、森林資源の増加速度が世界で最も速い国で、大量の二酸化炭素を吸収し、さらに世界経済社会の持続可能な発展の
ために、大いに生態価値を生んだとの一致した見解を示した。
森林は陸地最大の炭素貯蔵庫で、最も経済的な炭素吸引機であるという。森林の植物は光合成を通じて二酸化炭素を吸収し、酸素を放出、大気中の二酸化炭素を植生と土壌の中に吸収固定する。これが森林の炭素集
結機能といわれる。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の推定によれば、世界の陸地生態システムでは約2兆4800億トンの炭素を貯蓄し、このうち1兆1500億トンが森林に貯蓄されているという。(