ID : 5989
公開日 : 2008年 1月13日
タイトル
身近な事例で森林問題解説
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20080112-OYT8T00012.htm
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元urltop:
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写真:
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名古屋市東区の愛知大学車道校舎で11日、読売新聞特別講座(読売講座)の今期の最終講義が行われ、中部支社の千田龍彦専門委員が「環境の現場」と題し、森林問題について解説した。受講した同大法学
部の学生約40人は、身近な自然などを事例に環境をとらえる内容に熱心に耳を傾けていた。
千田専門委員は、今年元日の全国紙を比較しながら、各新聞社が環境をテーマに企画を展開していることを取り上げ、「新年企画では、今年はどんな年になるかを占う趣旨のものが多い」と環境問題が喫緊の課題と説
明した。また、豊田市で実施された「森の健康診断」に参加した経験を踏まえて、温暖化を防ぐ森林の重要性を強調。「森は暗いというイメージしかなかったが、間伐で整備され、光を管理した日本の森の素晴らしさを知っ
た」と語った。
受講した同大法学部3年の磯崎有紗さん(21)は、読売講座について、「現場を経験した新聞記者の視点から見える社会は、ニュースではわからない内容ばかりで大変貴重だった」と感想を話した。