ID : 5817
公開日 : 2007年 12月20日
タイトル
県議会林務委で森林税の関係条例案を可決
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=9267
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元urltop:
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写真:
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県議会林務委員会(下村恭委員長)は19日、採決を行い、県が来年度導入に向け12月定例会に提案している新税「森林づくり県民税」の関係条例案を賛成多数(賛成7、反対1)で可決した。これに伴い、新税
の果たす役割や事業の周知などを求める付帯決議を採択した。21日の本会議でも可決される見通し。
前日に続き行った集中審議に続き採決。間伐の必要性や緊急性に理解を示す委員が多数を占める中、高村京子氏(共産党、上田市・小県郡)は、従来の予算の範囲内で財源を確保すべきとしたほか、「県民総参加で森
づくりを進めていく仕組みをつくる過程が不足している」と議論不足を理由に反対した。
新税関連議案の可決を受け、松山孝志氏(改革・緑新、茅野市・富士見町・原村)は「条例施行に当たり補強が必要」として付帯決議を提出。新税の役割について、二酸化炭素吸収源対策など環境面の効果を含めた周知
の徹底と間伐などの事業内容の公表、事業結果の報告などを求めた。
文教委員会(佐々木祥二委員長)も採決を行い、県立高校再編による来年度の多部制・単位制への転換に伴い、箕輪工(箕輪町)の校名を「箕輪進修」に改める条例改正案を賛成多数で可決した。